営業マンであれば、誰でも経験するものにキャンセルがあります。

ただ、不思議とキャンセルの多い営業マンと、ほとんど来ない営業マンに分かれますよね。

ちなみに、私のオーダーは固く、キャンセルになることがほとんどありません。それは、訪販時代にキャンセルに関してシビアに考えざるを得ない経験をしているからです。

キャンセルの多い営業マンの参考になると思いますので、そのときの話をさせてもらいますね!

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訪問販売はキャンセルとの戦い

キャンセルと戦う営業マン

訪問販売の営業を経験しことがある方であれば分かると思いますが、売るだけではなく「キャンセルが来ないようにする」というのが重要なんですよね。

訪問販売のイメージは悪いですし、会社名や商品名も聞いたことがないものが多く、商品単価が高いものを即決させられるわけですから、キャンセルが生まれる可能性が高いわけです。

ですから、契約しても「クーリングオフ期間の8日」が過ぎるまでは、何が起こるか分からないという不安な状態です。

「先日、ご契約の〇〇さんから電話があったので折り返してください!」なんて会社から連絡が入ったら「マジかよ!」ってクーリングオフを覚悟しますからね(笑

しかも、クーリングオフが来たら最後。
説得してキャンセルを止めることは禁止されています。

ですから、訪販の営業マンは「売る」だけでなく「固い契約」にする必要があるわけです。

チャージバック制度

さて、ここまでは訪販の営業マンでなくても知っているかもしれません。
しかし、私が過去に所属していた訪販会社には、もっとシビアなルールがあったんです。

それは「チャージバック」というルールで、クーリングオフ期間が過ぎて契約成立後であっても、お客さまから消費者センターなどにクレームが入って解約になった場合、支払われた歩合給を返還しなければならないというものなんです。

それも、1年も2年も前の契約も対象なんですから、たまったものではありません。


今の弱者保護は行き過ぎていて、納得して購入し、商品をさんざん使っておきながら「騙された!」と消費者センターにあることないことクレームを入れれば、無条件解約になってしまうことが多いんです。

ちなみに、これは訪販業界に多いというだけで、他の業界でも起こっています。

何年も着たボロボロの洋服を百貨店に返品しに来る人がいるのは業界では有名な話ですよね。


さて、話を本題に戻しますが、無期限解約が出来る状態と同じような環境だったわけです。

お客さまを騙したり、誤解した状態で契約をしたようなセールスイレギュラーであれば分かりますが、正しく売った契約も解約になってしまうんですからね。

ですから、「どうすれば契約になるか?」でも「どうしたらクーリングオフ期間をクリアーできるか?」でもなく、「完全納得でガチガチに固い契約を取るには?」というレベルでキャンセルについてシビアに考えるようになったわけです。

最後に

私のような環境の営業会社ばかりではありませんので、ここまで切羽詰まって考える営業マンばかりではないと思います。

ただ、突き詰めて考えて対策すれば、キャンセルは確実に減らすことが可能です。

営業マンは「売る」のが仕事ですが、その後キャンセルやクレームになるような契約を取るくらいなら取らない方がマシですよ。(マーケットが荒れるので)