バレーボールの国際大会だるワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会が9月5日から行われています。

ロシアには敗れたものの、韓国を3-0のストーレート、ブラジルに対しては3-2で30年ぶりの連勝をするなど、全日本女子バレーチームの活躍に胸熱な人も多いのではないでしょうか。

ところで、久光製薬の新鍋選手や全日本に戻ってきたトヨタ車体の荒木選手など、大活躍している選手が注目を集める中、ツイッターなどを中心に「中田久美 かっこいい」のようにコート外の監督が注目を集めているのはご存知ですか?

戦う手段という意味では、女子バレーチームも営業組織も同じです。

中田久美監督から営業マネージャーが学べることがあると感じたので、いろいろ調べたことなどをシェアさせて頂きます!

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中田久美って超怖い!

バレーボール

私は中田久美選手が現役セッターとして活躍していた時代を知っています。選手時代から存在感があるというか、周りの選手とは一味も二味も違うオーラを持っていました。

現役を引退していてからは特に注目していなかったのですが、中田久美さんに対して強烈な印象を持つ事件が起こります。

それは、アテネオリンピック出場を決めた女子バレーボール選手が某テレビ番組に出演したときのことだったのですが、喜びを抑えられずはしゃいでいる選手たちに対して、いきなり怒鳴ったんです。

「てめえら コノヤロー!!!!」

その迫力は凄まじいもので、画面に映っている女子バレーの選手達はビビりまくって固まっていました。

私は怒号が飛び交う営業会社で働いてきた人間なので少々のことでは驚きません。でも、この時ばかりは「ハッ!?!?」ってなりましたよ(笑

「この人が監督になるようなことになったら、鬼監督になるんだろうな~」と思いました。

グラチャンで中田久美監督のイメージが変わる

それから長い月日が経ち、先日「女子バレーでも観るか!」とテレビを付けたら、中田久美監督が写っているじゃないですか!

「お!全日本の監督になったのか~!!」と感慨に耽ると同時に「やっぱり、コートサイドに立っているだけでも迫力半端ねえな…」などと思ったのですが、意外だったのはここから。

試合中に選手たちに声をかけることもなければ、タイムアウトの時などはコーチに任せて数メートル離れたところで様子を見ているんですよ。

思っていた感じと全然違うので驚いたのですが、実況中継のアナウンサーが「世界と戦える選手になるためには自分で考えられる選手になる必要があるので、敢えて声をかけないようにしている」と解説しているのを聞いて、感心して「う~ん」って唸っちゃいました。

本当は一喝したいときもあるだろうに、チームや選手に何がベストなのかを考えて監督に徹している姿には感動すら覚えました。

中田久美監督から学べること

ここからは、中田久美監督から営業マネージャが学べることをあげてみます。
※ いろいろなサイトの記事を引用させて頂きました。

ジタバタしない

監督が表情を変えたり、ジタバタする姿を見せたら不安になるでしょ。だから私は絶対に動かない。いい時も、悪い時も、同じように試合を見ているから

出典:ブレない指揮官、中田久美がチームに与える存在感 | バレーボール Vリーグ オフィシャルサイト


いい時は自分の手柄だと調子にのり、悪い時は部下のせいだと責任転嫁をしたり慌てふためく…

こういうマネージャーは本当に沢山いますが、そんな上司のもとで働かなければならない部下はたまったものではありません。

部下のことを全面的に信頼し、更に覚悟が決まっていなければ出来ることではありません。

言葉で勇気づけることが出来る

「わからないことを、いつまでも考えてどうするの。サーブが入らないからどうしよう、じゃなくて、そこでどうするか、が大事なんじゃないの? サーブが入らなくてもいいから、まずは思い切ってプレーしなさい。いつまでも下を向いているような選手がコートにいると、周りは納得しないよ」

出典:女子バレー、久光を3冠に導いた中田久美監督の意識革命 | THE PAGE(ザ・ページ)


記事によると、考え過ぎる節がある長岡選手を奮起させて、その試合をものにしたとのこと。

私は、営業会社でのマネージャー経験があり、数えきれないほどの部下を育成してきましたが、その中で大切にしていたことのひとつに「部下を勇気づけるには、どんな言葉を、どのような言い方で、どのタイミングで言うか」というものがあります。

ゴチャゴチャと長々と言い聞かせたりお説教するよりも、「ここだ!」というタイミングで部下に刺さる言葉をかける方が効果的だったりするんですよね。

「いい選手がいい監督になるとは限らない」って言うじゃないですか。営業の世界も同じように「トップセールスがいいマネージャーになれるとは限らない」と言われていますが、部下を言葉で勇気づけるためには現場での経験が不可欠だと思います。

ですから、「自分はプレーヤーとしては活躍できたけど、マネージャーには向いていないのかな?」と思っている営業マネージャーの方は自信を取り戻してください!

人望がある

お母さんになった荒木選手や、8月のアジア女子バレーボール選手権大会のメンバーから外された石井選手をはじめとした多くの選手たちが中田久美監督に絶対の信頼を置いています。

久美さんは、選手時代はプレーで見せて引っ張る感じだったが、時代も変わり、選手のバレーへの取り組みや考え方も変わってきた。久光製薬の監督になってからは選手に合った練習法や距離感、コミュニケーションでチームを作り上げてきた。

出典:【バレー】中田久美監督への期待、早く「中田JAPAN」という戦う集団に(大林素子) – 個人 – Yahoo!ニュース


厳しさだけで人が付いてくる時代ではありませんので、選手たちとの信頼関係構築に相当な気配りをしているのでしょうね。

さて、人望があるマネージャーがいるのといないのとでは、ガラッと組織が変わってしまうのは営業会社も例外ではありません。

マネージャーは部下のことを真剣に考え、部下はそんなマネージャーに対して数字で恩返しする。こういう双方向の思いやりがある組織は本当に強いです。

但し、何もしないのに若い部下の方からマネージャーに対して信頼をしてくれるほど甘いものではありませんので、マナジャーは「部下は身内(子供)だ!」くらいに思って育てる必要があります。

それでも上手くいかないこともありますが、続けていると1人、2人と信頼を寄せてくれる部下が出てくるものですよ。

最後に

この記事が公開される8月10日は、全日本女子バレーチームがメダル獲得をかけて世界ランキング1位の中国との最終戦がある日です。

簡単に勝てる相手ではありませんが、中田久美監督率いる女子バレーチームの試合をテレビ観戦して応援します!

個人的には、目先の戦績が多少悪くても、中田久美監督にしばらくは任せてみたら面白いだろうなと思うのですが、勝負の世界は結果がなければ監督解任なんて珍しくありません。

そういう意味でも、明日の試合は本当に勝ってほしいですね。

2020年のオリンピックで、中田久美監督が率いる女子バレーが金メダルを取るようなことになったら、感動して涙が止まらないだろうな~。