毎日社アポを貰える営業会社がいい!
テレアポとか飛込みはしたくないから!!

このように考えている営業マンって多いですよね。
確かに行先づくりは商談と比べて楽しいものではありません。

ただ、自アポ営業と社アポ営業の両方を経験すると、自アポには自アポの良さが、社アポには社アポならではの難しさがあるんですよね…

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この訪問販売物語のシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。

教材販売会社でスタートダッシュに成功した私は、1日2~3件の行き先をもらえるようになりました。

「そうそう、この環境を望んでいたんだよ!」と最初は思いましたが、しばらくすると「社アポには社アポの難しさがあるんだな…」と気が付いたんです。

社アポのプレッシャー

プレッシャーを感じる営業マン

毎日のように社アポがもらえるようになってくると、テレアポをする時間は激減します。一見メリットしかないように感じましたが、そんなことはありませんでした。

何故なら、プレッシャーが半端なかったからです。

所長から直々にアポ用紙を手渡されるのですが、「会社が用意した大切なアポなんだから外すなよ!」という無言の圧力が半端ないんですよね(笑

また、アポインターさんが何百件とコールし、苦労して獲得したアポですから、「駄目だった。次々!」みたいには考えられません。

実際、給湯室で「私が取ったアポ、いつも〇〇さん(売れない営業マンの名前)に振られちゃうのよね~」とアポインターさんが言っているのを聞いたこともありますからね。

外して帰社した時に「すみません。決められませんでした…」とアポインターさんに報告するときの気まずさと言ったら半端ありません。

その点、自アポであれば自分で獲得したアポですから気が楽です。

社アポは自分と相性がいいとは限らない

社アポに対して感じたのはプレッシャーだけではありません。
同時に難しさも感じました。

確飛び込み営業やテレアポは確かに大変ですが、その一方で「自分と相性のいいお客さんを選べる」というメリットがあるからです。(というか、意識しなくても自然と自分のいいお客さんのアポが取れたり、契約になっているものです)

しかし、社アポではそうはいきません。

ですから、飛込み営業や自アポ営業の営業マンよりも、社アポ営業の営業マンの方がいろいろタイプのお客さまに対応できるだけの営業力が必要なわけです。

「苦手なタイプのお客さんを無くさなきゃ…」と、本気で思いました。

社アポは断ることができない

もうひとつ社アポの難しさを感じたのが、「断ることができない」という点です。

当然ですが、営業成績のいい順に質のいいアポが降られますので、新人営業マンをやっと卒業したような私に、いいアポが回ってくることは少ないんですね。

ですから、1日2・3本のアポを貰うのですが、そのうちの1本は留守で何時間も待機させられることも珍しくありません。酷い時は3本全部不在でゼロ商談で終わる日もあります。

雇用形態がフルコミの外交員なので、車移動のガソリン代は自腹です。そして、営業エリアが神奈川県全域だったので、1件目は湯河原、2件目が横浜市内、3件目は横須賀みたいなこともあるんです。

また、アポ用紙を見ただけで分かるようなクソアポでも、「このアポには行きたくありません」とは言えません。「だったら、行先は全部自分で作れ!」と言われて干されてしまいますからね。

ですから、日曜日の朝8時の箱根の強羅のアポを振られても「ありがとうございます!」といって5時起きで出かけるような感じです。このアポは売れたから良かったですが…

営業マンに学んでほしいこと

テレアポや自アポが嫌いな営業マンは多いですが、今日の記事を読んでわかる通りメリットもあります。

特に、営業力がまだまだの新人営業マンや売れない営業マンは、テレアポや飛び込みで自分と相性のいいお客さん見つけて商談すると、成約率が格段にアップしますよ。

あと、社アポを貰っている営業マンは油断しないことですね。

社アポには経費が掛かっていますので、アポ用紙は紙切れではありません。外し続ければ営業マンとしての信用をどんどん失うことになります。

また、反響やアポは水ものですので、1件も商談できない日が続く可能性だってありますから。

そうなったら、自分で行先を調達できる営業マンでなければ数字はがた落ちになってしまいます。

会社に依存し過ぎている怖さを一度考えてみてください。