この訪問販売物語のシリーズは、営業マンのみなさんの参考になればと、私の過去20年間の営業人生(BtoCのとき)を出来るだけリアルに振り返った物語です。

さて、面接で1社落とされてしまったものの、2社目の面接でその当時業界最大手の教材販売会に転職できたので、私は激しく燃えていました!

「絶対にトップセールスになって、月収100万円を稼ぐ男になってやる!」

でもね、世のなかそんなに甘い話はありません。
入社してすぐに現実を思いしらされました…

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これ以上ない好環境の営業会社だった

横浜

入社初日。

横浜の某駅から歩いて5~6分くらいの雑居ビルの2Fワンフロアーが、転職して働くことになった教材販売会社の横浜営業所です。

面接で「いつから働けるの?」と聞かれ「明日から働けます!」と言って、本当に面接の翌日に出社したものの、よく考えたらどんな会社なのかわかっていません(笑

「求人雑誌や面接のときの話と違ったらどうしよう…」

そんな不安な気持ちで出勤すると、外から見るよりもずっと広いオフィスで、奥の方で20名くらいのアポインターが電話をしています。

「お!アポがもらえるのは本当っぽいな…」

こんな感じで、入社数日間は様子を伺っていましたが、何日かすると分かったことがあります。

それは、営業マンとして成長するために、これ以上ない好環境だということです。

なんと、全国でも5本指に入るほどの数字を上げる営業所だったんですね。しかも、その会社の伝説の営業マンが課長として君臨していますし、それ以下の営業マンも全国レベルの数字を上げる実力者揃いだったんです。

営業所のメンバー構成は以下の通り。

A所長:パンチパーマで見た目は怖いが、実は優しい
T課長:伝説の営業マン(私が20年の営業人生で見た中で一番の実力者)
E主任:貫禄十分のおばちゃん営業マン(この人も実力者)
M主任:ずる賢くて油断ならないタイプ。見た目は金貸し。
A主任:人当たりがよく気さく。めちゃくちゃ太っている
K主任補佐:おしゃれで頭のよさそうなタイプ。


このたった5人で、全国トップレベルの数字を叩き続ける少数精鋭の営業所だったんです。

「これは、学べることも多そうだ!」と、心が躍りました。

また、K主任補佐は別としても、5人中4人の先輩営業マンが月収100万円超を稼いでいるというのも、私にとっては運がいいと思いました。

目の前に見本がいるわけですから、こんなにいい環境はありません。

新人に回ってくるアポがない

今回の転職の一番のポイントは「アポを用意してもらえる営業会社」です。

これまで、テレアポや飛び込みで結果を出し続けてきましたが、営業の仕事のほとんどを「アプローチ」に費やしてきました。

ですから、アポが貰えれば「デモ(商談」だけに時間を使えるようになり、爆発的に数字が叩けると思ったんです。


しかし、世の中そんなに甘くありません。

入社して数日間のアポ振りの様子を見ていると、今現在活躍している5人の営業マンに1日3本アポを振っているのですが、アポインターが1日にとるアポ数の限界なんです。

「なるほど…」

話が違うと思わなかったといえば嘘になりますが、不思議と怒りのような感情は沸き上がりませんでした。

「そうなると、自アポで数字を上げて、先輩営業マンに振られているアポを貰えるようにするしかないな!」と瞬時に気持ちは切り替わったんです!

今後、この先輩達をどうやって追い抜かしたかをリアルに書きますので、楽しみにしていてくださいね。

最後に

就職や転職で「聞いていた話と違う」というのは、1つや2つはあるものです。

もちろん、無いに越したことはありませんが、1から100まですべてを把握した上で入社することは不可能です。

ですから、どうしても我慢ならないというレベルでなければ、取り合えず頑張ってみるのも悪くはありませんよ。

ましてや、あなたがやる気に満ち満ちていて実力を発揮し、更に人間的にも素晴らしければ、職場をかえることだって不可能ではありません。

100%の理想郷を探そうとすると、その度は永遠に終わらないかもしれないことを覚えておいてください。