私が経営コンサルティング会社の営業マンだったときのリアルを可能な限りそのままお伝えしている「法人営業物語」

ほとんどテレアポをしない新人営業マンのOさんに、あっさりと営業部の責任者の席を奪われてしまった私の心境は「ワクワクが止まらない」でした。

別に格好をつけているわけではありません。
悔しかったことも確かですし。

ただ、モチベーションが下がるどころか、この会社に創業メンバーとして参画して以来、もっとも楽しく仕事をした時期だったんです。

どういうことか説明しますので、ライバルの営業マンの存在が気に入らなくてイライラやストレスを感じている方は、考えながら読んでみてください。

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悔しいをワクワクが上回った理由

やる気満々の営業マン

私は会社の創業メンバーのひとりです。
初年度は、毎日終電近くまで働いて「ほぼ無収入」でした。

そんな状態から少しずつ顧客を獲得。

2年目でやっと軌道に乗り、3年目は「更なる飛躍を!」というタイミングで、自分より優秀な人材(しかも新人)に負かされたのですから、悔しくないはずがありません。

でも、その悔しさの何倍もワクワク感が上回っていた自分がいました。

重い責任が少し軽減された

思い返してみれば、1期目は営業マンは私一人でした。

獲得案件が少なかったので、コンサルティング事業部の担当者からは「営業部が案件を取ってこなかったら話にならない!」と痛烈に批判されたこともあります。

また、何とか1期目を乗り切り2期目に入ったときに、以前に同じ会社で働いていたMさんのリクルーティングに成功し、「強い営業マン仲間が増えた!」と喜んでいたのですが、今度は案件数が増えすぎてコンサルティング事業部のマンパワーが足りなくなってしまい、Mさんが自ら志願してコンサルティング事業部へと移動してしまいました。

つまり、私には「自分が案件を獲得しなければ、会社が倒産して全社員を路頭に迷わせてしまう」という重い重いプレッシャーが常にのしかかっていたのです。

ですから、強い営業マン待望論のようなものが、私の中にあったのでしょう。

「今後は、Oさんと私の2人を中心として、コンサルティング事業部のスタッフ全員に安定して案件を供給し続けられる!」と思いました。

強いライバルは自分の成長に繋がる

それと、私は強い営業マンが大好きなんですね。

特に、自分より実力が上、自分にないものを持っている営業マンと毎月数字で戦えるのはワクワク以外の何ものでもありません。

新人のOさんは、目標数字をクリアーするだけでなく、私が目標を超えて数字を出すと、それをちょっとだけ超えるような数字を計算でもしているかのように叩きます。

また、もともと広告業界にいたので、提案書ひとつ作らせてもセンスが素晴らしいんです。

「Oさんの能力は計り知れないな!数字で負けないだけじゃなく、盗めるものは全て盗ませてもらおう!!」って、毎日の仕事の楽しみが増えました。

最後に:ライバル営業マンの存在を見直そう

ライバルの同僚営業マンの言動や、もしかしたら存在自体がむかついてしょうがない営業マンの方もいると思います。

でも、むかつくライバルでも、誰も居ないよりは居た方が断然いいですよ。


私は、今の会社の立ち上げはひとりでした。

「自分以外の他人に煩わされることもない。誰にも邪魔されずにガンガン仕事ができる!」としか思っていませんでしたが、実際にひとりになってみたら分かったことがあります。

それは、相談したり、意見をぶつけ合ったり、ときには本気で喧嘩したりする相手が誰もいないと、モチベーションを維持し続けるのが本当に難しいんです。

喜びを分かち合えば2倍になり、悲しみを分かち合えば1/2になるって言葉があるじゃないですか。人間は社会性の動物ですので、独りぼっちになると耐えられない人がほとんどです。

そう考えると、ライバルの存在も少しはありがたいと思えるのではないでしょうか。