「あいつは使える!」「最近の若い人間は使えないな~」と思ったことはありませんか?

また、「優秀なビジネスマンは、上手に人を使いこなせる人だ!」みたいなことを堂々と宣う人や本などがありますので、そういうのを真に受けて「俺もそろそろ他人を使いこなすことを考えないとな!」と思っているマネージャーも世間には沢山いますよね。

でも、ハッキリ言いますね。

何様のつもりだよ!

私は「人を使う」という考え方に、思いっきり違和感を感じますので、今日はその件についてお話ししたいと思います。

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上司と部下は主従関係ではない

駒のイメージ

もうね、最初から本音全開でいきますよ。

世の中の勘違いマネージャーに言いたい!
「上司と部下は主従関係じゃないんだ!」って。

だって、上司が部下に給与を支払っているわけではないですからね。
こんな当たりまえのことも分からないのかな…

昇進して部下を持つと、途端に偉そうになるマネージャーっていますけど、それは部下を駒のように扱ったり、私物化していいというわけではありません。

「あいつは使えるから…」とか「あいつは使えんから…」と1度でも思ったことがある人は、「いつから自分はそんなに偉くなったんだ?」と胸に手を当てて反省してください。

マネージャーというのは、組織から一定の権限を与えられただけなんですよ。

「人を使う」という価値観のマネージャーの多くが、「自分のために他人をどう利用するか」という考え方をしていますが、あなたの評価をあげるために部下を利用する権限は与えられていません。

与えられている権限のひとつに「部下育成」があります。
全く逆ですね。

ここら辺を勘違いしないように。

社長だって例外ではない

社長と社員は主従関係かといえば、理論的には主従関係であることに間違いありません。

ただ、雇われ社長もいますので、「主従関係だ!」と言えるのはオーナー社長だけです。但し、オーナー社長であっても、社員を駒のように使っていいというわけではありません。

私は、全国の数えきれない社長とお会いしてきましたが、伸びている会社の社長は、実に謙虚な方が多かったですよ。

「社長は、社内で一番の雑用係だよ。社員が働きやすい環境を整えるのが、私の仕事だからね」

こうおっしゃっていた社長がいらっしゃいましたが、その社長の会社は今もグングン成長し続けていて、業績は絶好調です。

10年前から法人営業をしていますので、私が訪問したときより成長している会社と、反対に業績が低迷したり、潰れてしまった会社もあります。

そして、成長している会社って、社長が社員を大切に考えている会社が多いんですよね。どんなにその当時勢いがあっても、社員を常に萎縮させているような社長の会社は、低迷しているか存在しません。

まとめ

私は、部下に対して「自分の為に仕事をしろ!」と、昔から言っています。
自分の為に頑張れない人間が、「組織」や「会社」のためなんて綺麗ごとでしかないですからね。

もちろん、営業の世界ですから、数字に対する追及は厳しくしますよ。でも、それは「マネージャーである自分のチーム目標のため」ではなく、その営業マン本人のためにしています。

みんな生きて行くために必死に働いているのですから、その人を自分のために使ってやろうなんて気持ちにはなれないんですよね。