「営業なんて、単なる売り子じゃん!」

こう言われて否定するつもりはありません。
確かに、営業マンの仕事は売ることですからね。

でも、長年営業マンをやっていると、営業の仕事の無限の可能性に気が付くんですよ。ですから、個人的には、新社会人には例外なく「営業を経験させるべきだ」と思っています。(到底、今のご時世では受け入れられないでしょうけどね…)

ぶっちゃけ、製造部門以外であれば、全ての部署に適応できるどころか、クオリティーの高い仕事が出来るとすら思います。

今日は、そんな営業の持っている無限の可能性について。

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営業が務まれば、他のどの部署でも務まる

組織のイメージ

最初に言っておきますけど、中途半端に仕事している営業マンも含めて「どの部署でも務まる」わけではありません。

どの部署でも務まるような営業マンは、トップセールスマンか、悪くても上位20%の業績を上げている営業マンだけですので、そこは勘違いせずに読んでください。

営業マンは企画部でも通用する

私は、以前製造部門と営業部門がキッチリと分かれている会社で営業マンをしていたことがあるのですが、そのときに抱えていた大きなジレンマが「現場を知らない企画部が開発した商品」を売らなければならないことでした。

もうね、信じられないくらい売れないんです。

自分で売るスタイルの営業なら何とか出来ますが、商品を売店に卸すスタイルの営業だったので、無理して売店に売ったところで、売れない商品として不良在庫化すれば、返品として戻ってきます。

ですから、担当している売店に売れない商品を卸すのは嫌なので、製造部門がある会社の営業マンだったにも関わらず、他の問屋さんから売れ筋商品を仕入れて売りまくっていました(笑

売れない原因は、いろいろありました。

例えば、企画部のスタッフは年に1度位しか現場の売店の視察をしなし、現場に来るときも「何しに来たんだろう…」って呆れるくらい遠足気分なんですよね。

そうそう、デザイン系の専門学校や美大卒のスタッフが多かったんですが、世間のニーズとは関係なく「自分の拘り」を優先するというのも原因だったと思います。

こんな経験から「現場で何が売れているかを実際に見ている営業マンほど、的確にニーズを把握している存在はいないし、いい企画案を出せる!」と確信しています。

ただ、営業マンの私が「こんな商品が売れると思うので、検討してもらえませんか?」と言っても、「デザインのことを分かっていない人間は黙ってろ!」みたいに取り合ってくれませんでしたので、簡単ではありませんけどね。

営業マンは人事でも通用する、というか人事は営業マンに任せるべき

私が定期的にコンサルしている会社の所長さんが、こんなことを言っていました。

「人事部は一体どこを見て採用しているんだろって思うんですよ。配属2・3日で出勤してこないような人材を選んでおいて『何で辞めたんだ!』って責任を押し付けてくるし…」

もちろん、新人を預かった側の所長の責任がゼロとは言いませんが、状況を詳しく聞けば聞くほど同情してしまいました。

思うんですけど、人事のスペシャリストって何なんですかね。もちろん、優秀な方がいないとは言いませんが、人事畑一筋の人間が、多くでも数回の面談で採用しなければならない面接で、相手の人間性を見抜くことが出来るのでしょうか。

結局、履歴書に書かれている学校名などの情報と、「入社して問題を起こさないような人材」というのが採用基準になってしまうから、妥当な人材しか集まらないのだと思うのは私だけでしょうか。

そうそう、就活生は面接でこんな質問を受けるみたいですよ。

「このペンを私に売りこんでみてください!」

私に言わせれば、「営業のえの字もしらない人間が質問することじゃないし、その質問に対する回答の良し悪しを人事部の人間が判断できないだろ!」って思いますね(笑

本当に面接こそ、営業経験者に任せるべきですよ。

まとめ

もっと、いろいろありますが、このあとの夜アポに行かなければならないので、この辺でやめときます。

もし、「営業にはこんな可能性があるよ!」って感じることがあったら、コメント欄に一言書きこんでいってくださいね。

では、また!!