営業会社は「営業マン同士の競争」が生まれやすい環境です。それが健全な競争ならいいのですが、悪意のある「足の引っ張り合い」や「相手を蹴落とす」のは問題です。

健全な競争は組織を活性化させ、業績を著しくアップさせますが、悪意のある足の引っ張り合いなどが行われている組織は崩壊へと向かうからです。

「そんなこと分かってるけど、どうしても許せない奴がいるんだよ!」

もし、あなたが上記のような感情になっているのであれば、今日の記事を読んで冷静になって考えてみることをお勧めします。

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相手の人生をめちゃくちゃにしてしまう自覚はありますか?

落ち込む男性

あなたが大嫌いな職場の人にも、親や子供、恋人や配偶者などの「守るべき人がいる」と考えたことはありますか?

あなたが嫌いな上司は、もしかしたら年老いてボケてしまった親の介護で苦しんでいるかもしれませんよね。あなたが上司の足を引っ張ったことで降格や左遷になったら、介護費用が払えなくなってしまうかもしれません。

ライバルの営業マンがムカつくからと潰して会社をやめさたら、婚約者に婚約破棄されてしまってプライベートも終わってしまう可能性だってあるわけです。

いいですか。
どんな人にも「守るべき人」がいます。

あなたが「あいつは許せない」と相手を潰しにかかったり、足を引っ張るということは、そのムカつく人だけでなく「その後ろにいる人達の人生もめちゃくちゃにする」という可能性があることを考えたことはありますか?

考えたことがないのであれば、「よほど思いやりがない」か「目に見えるものしか見ていない」という人間だということです。

では、お聞きしますが「それでも嫌いな人間を攻撃したいと思いますか?」

私が経験した実際のケース

ここからは、私が経験した実際のケースをお話しします。

以前、私が経営コンサルティング会社の営業の責任者をしているときのことです。

以前にブログにも書いたことがありますが、最初の1年目はほぼ無収入という最悪の状態でしたが、2年目・3年目と順調に業績が伸びるのに合わせて、社員を少しずつ増やしていきました。

創業メンバーの4人は、1年目の苦難を経験した戦友のような関係だったので、頻繁に衝突はあるものの「足を引っ張る」ようなことは起きませんでしたが、社員が増えるにつれて社内の人間関係もギクシャクし始めました。

特に、「自分が一番社長に好かれたい」というタイプの人がいたのですが、この人が本当に酷かったんです。

その会社が軌道に乗る前に入社して活躍してくれたAさん、営業部で信じられないような実績を出してくれたOさん、そして、私と、自分より稼いでいる人や立場が上の人に対して「敵意むき出しで足を引っ張る」ので、「男でもあんなに嫉妬深い人間がいるんだな…」と驚くを通りこして呆れるレベルでした。

そうそう、こんなことがあったんです。

私はその会社を家族同然と考えていたので、会社の旅行や飲み会などに奥さんを連れてくことが度々ありました。そして、事件は飲み会のときに起こります。

その嫉妬深い社員が、私の妻に対して執拗なセクハラをし続けたんですよ。私の妻は気が強いので「いい加減にしろ!」と言いかねないと冷や冷やしていたのですが、後で聞いたら「あなたの立場もあるから、何とか我慢した」と言っていました。

酔ったことをいいことに「〇〇ちゃ~ん(私に妻の名前)」を呼びながらすり寄っていく姿は、冗談でも決して笑えないくらい気持ち悪かったですからね。

さて、もう何が言いたいのか分かった方もいると思いますが、その社員は私の妻に直接会っているわけですよ。面と向かって話しているわけです。それにも関わらず「私を会社から追い出すためのミーティング」を社員を集めて行っていたというのですから、呆れてものが言えません。

私を会社から追放することに成功して無収入になったら、私の妻も困ることになるということまで想像出来ないんでしょうね。(出来てたら出来てたで、もっと恐ろしいですが…)

まとめ

健全な競争をしている中で脱落者がでるのは仕方がありません。

「もう駄目だ…」と諦めるのも、「他にもっと向いている仕事があるかもしれない」と別の道を選ぶのも、その人の自由ですからね。

ただ、悪意を持って「相手を潰す」「足を引っ張る」のは、よくありません。

もし、上手くいっても、そういう人間は後々「自分が足を引っ張られる側」になって追い詰められることになりますよ。