仕事で就活生と話す機会があるのだが、面接が苦手な学生が本当に多い。

実際、以下の記事のように企業側が面接でとんでもない質問をぶつけてくることも珍しくないようで、面接を受ける側の学生が困惑する気持ちも理解できる。

【参考】面接でされた答えに困る質問 「生きるとは、幸せとは何ですか?」「卵料理を10個あげよ」 | キャリコネニュース

そこで、就職活動をしている就活生や転職を考えている方向けに「面接で落ちないために必要な営業力」についてお話ししよう!

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面接を通過するために必要な営業力

面接

最初に言っておきたいのは、就職活動や転職活動において「過度に自分を売りこむ営業力」は必要ないという点だ。

何故なら、どんなに優秀そうな人材であっても、社風に合わない人間を採用すれば「辞めてしまう」とか「反乱分子になりかねない」というリスクがあれば敬遠されてしまうからである。

特に、就活生は若いので伸びしろがあり、入社後の研修や実際の業務を通して教育すれば何とか形になるので、超優秀でなくても合格ラインを超えていれば問題ないと企業側も思っている。

それを踏まえた上で、面接で最低限必要な営業力をおさえておこう!

質問には即答する

基本中の基本だが、面接官から質問されたら出来るだけ素早く回答しなければならない。

「えっと~…」「それはですね…」のように、質問に対する回答が遅れると「面接に臨む準備が足りない」「頭の中が整理されていない人間」のようなマイナスイメージを与えてしまうからだ。

面接で聞かれる内容は似たり寄ったりなので、質問内容を想定し答えを用意しておけば90%の質問に対しては問題なく対応できるだろう。

問題は想定外の質問が飛んできたときだ。

しかし、想定外の質問に「これだ!」という大正解は存在しないことが多いので、やはり内容よりも即答することを心掛けるといいだろう。

もちろん、即答しても「ネガティブな発言や批判的なこと」がマイナス評価になるのは言うまでもない。

会話の内容以外で自己アピール

面接というと、「何を聞かれるんだろう…」という部分にフォーカスし過ぎてしまうが、実は会話の内容以外の部分が合否を分けることも多い。

例えば、髪形や服装、メイクなどの外見的要素にマイナスがあると、お話しにならないのは説明するまでもないが、以下にあげるような部分はどうだろうか。

自分に当てはまるようなものがあったら、改善してみて欲しい。

表情やしぐさ

茶髪を黒く染めたり、新しいスーツを新調するなどすれば身だしなみに関しては簡単に整えることができる。しかし、表情やしぐさに関しては、よほど意識しないと普段の癖が出てしまうので注意が必要だ。

例えば、普段から笑顔が少ない人が緊張状態の面接の場で最高の笑顔を作ることは出来ない。引きつった笑顔を見て「緊張しているな」と思っても「感じがいい笑顔だな」と思う面接官はいないだろう。

また、身振り手振りなどのしぐさには、その人の性格や育ちなどが表れしまう。ソワソワしていれば「落ち着きがないな」と思われるなどマイナスイメージに直結するので気をつけたい。

声の大きさや話すスピード、滑舌の良さ

もし、あなたが臨機応変に対応できる天才的な頭脳の持ち主だとしても、ボソボソと小さな声で話す、めちゃくちゃ早口、発音が悪く不明瞭のような話し方であれば、宝の持ち腐れになってしまう。

面接で悩んでいる人の多くは、話すこと自体の重要性を強く認識すべきだし、面接本番を迎える前にしっかりと練習しておくべきだ。

同じことを言っても、話し方次第で180度印象が変わってしまうのだ。

結論から、そして簡潔に話す

これも話し方の部分だが、質問に対しては「結論から話す」ようにし、更にその答えは「簡潔」でなければならない。

結論から話すに関しては常識中の常識なので割愛するが、問題なのは簡潔に話すという部分だ。

ひとつ具体的な例をあげるが、以前からサッカー選手の話し方が気になって仕方がない。

インタビューに対して「〇〇ですし、××ですし、※※ですし、…」のように、「~し」を多用する選手が多いのだが、これが聞いていて気持ちが悪い。

試合後のサッカー選手はアドレナリンが出まくっているだろうし、話すプロではないので別に構わないが…

ただ、一般の人の多くが「結論をなかなか言わない」「ダラダラと続く」ような話し方をするので、ここを治すだけでも印象が劇的に良くなるのは間違いない。

もし、言いたいことが沢山あって簡潔にまとめるのが難しい場合は、「私の長所は3点ございます。ひとつ目は…」というように前置きすることで話を引き締めることができるので覚えておこう。

相手企業に歩み寄る

最後に重要なことを言っておくが、面接における営業力は「本来の自分を売りこむ」ことではない。自分という人間を入社希望の企業とマッチングさせるのが、面接で必要な営業力だ。

個人のアイデンティティーが重要視されている時代なので、「本来の自分を評価してもらいたい」という気持ちは解らなくもない。しかし、企業には企業の方針や都合もあるので「この人材は欲しい」」と思わせることを忘れてはならない。

業界や業種によって属する人間のカラーの違いがあるのを感じたことはあると思う。では、あなたは入社希望の企業の社風や業界のカラーまで気にして自己演出をしているだろうか。

自分を売りこむを勘違いしてはならない。

最後に

面接で落ちないために必要な営業力についてお送りした。

当意即妙に対応が出来るようになれば、採用をグッと引き寄せられるので、最低でも上記にあげたことくらいは実践して欲しい。