とある会社の営業マンと話す機会があったのですが、「所長がいるからこの仕事を続けている!」と言っていたのが印象的でした。

「誰が所長でも関係なく頑張れよ!」という本音もありますが、部下にそのように思われているのは上司は素晴らしいですよね。

そこで、部下に好かれる上司の特徴についてお話しします。

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ブレない軸を持っている

マネージャー

「言うことがコロコロ変わる上司」が好かれることはありません。

こういう上司は「上にも下にも嫌われたくない」とか「自分に自信がない」「信念を持っていない」というタイプの人が多いのが特徴です。

何の信念もなく言うことがコロコロ変わる上司の下についた部下はたまったものではありません。

確かに「これでいいのだろうか…」「俺のやり方が間違っているのだろうか!?」と思うことはありますが、少なくても会社から部下のマネージメントを任されたのですから、自信を持って取り組まなければ混乱を招くだけですからね。

ですから、一本筋が通っていてドンと構えている上司は自然と好かれます。

部下に公平

部下に対して公平な上司は好かれます。
ポイントは平等ではなく公平な点。

営業会社に限っていえば、平等は不平不満を生みます。だって、何本アポを振っても外しまくる営業マンに所長がアポを振り続けたら「何であいつばっかりにアポ振るんだよ(怒」ってなりますからね。

営業会社や営業部は、比較的「実力で評価される」のは間違いありませんが、それでも「所長のお気に入りの営業マン」が贔屓されることは珍しくありません。

「なんで彼にアポを振ったのですか?」「何故、彼女に反響を回したのですか?」というときに、明確で納得できる説明が出来るようでなければなりません。

自分の数字を落とさない

マネージメントをしながらも自分の数字を絶対に落とさない上司は好かれます。

実際にマネージメントを経験しなければ大変さはわかりませんが、部下はそこまで考慮してくれません。どんなに自分の数字以外の仕事が大変でも目標を達成し続けなければ、「所長だって数字やってね~じゃん」ってなってしまいますからね。

現場に出ている以上、数字に対して言い訳があってはならないわけです。

本当の意味で部下思い

一点の曇りもなく部下思いの上司は好かれます。
ただ、あんまりいませんけどね。

当ブログに度々登場する営業所長さんから、以前こんな話を聞いたことがあります。

転勤になった営業所が売上不振だったのですが、その原因は「前所長が美味しい顧客を独り占めしていることに対する部下の不平・不満」だったそうです。

その会社は、新規開拓をしないわけではありませんが、売り上げの9割以上が既存顧客からの数字のため、担当地域によって営業マンの負担が大きく変わります。

大口の法人顧客を担当する営業マンは、回る件数が少ない上に追加販売などで数字を作りやすいのですが、個人宅を担当する営業マンは、1件単価が低いので数字を作るために夜遅くまで現地を駆けずり回らなければならないわけです。

こんな状況で大口顧客を独り占めしている所長が「お前ら、数字が足りねーだろ!」みたいに喝を入れるので、組織は崩壊寸前だったそうです。

そこで、その所長は営業所で最も数字を上げるのが大変なエリアを担当し、前所長が担当していた美味しい顧客を部下に振り分けました。

これだけでも部下のモチベーションは上がったそうなのですが、更に自分がただの1度も目標数字を落とさないことで部下にプレッシャーも同時に与え続けたそうなんです。

見事数か月後にこの営業所は立ち直りました。


こういう人が本当の部下思いの上司です。

「俺はマネジメントもあるから美味しい地位を担当して当然だ!」というマネージャーって多いじゃないですか。しかも「このエリアの顧客は難しいから、俺じゃないと無理」みたいなわざとらしい理由をつける…

部下にバレバレ。
見透かされてるっちゅーの。

ちなみに、その所長さんは売上不振の営業所をたて直すと、また売上不振の営業所に飛ばされるらしいのですが、快く引き受ける代わりに「自分の部下を昇格させる」を転勤の条件にしているそうです。

男前だな~。

まとめ

営業マネージャー向けに「部下に好かれる上司の特徴」についてお話ししました。

あざとく「部下に好かれよう」としなくても、ちゃんとした上司は自然に部下に好かれるものです。