2017年度は、本当の意味でビジネスパーソンを取り巻く環境が激変し始める最初の年になると予測します。

年功序列が崩壊したと言われてからしばたく経ちましたが、大手企業を中心に以前年功序列の会社が多いですよね。イクメンという言葉が生まれましたが、実際に育休を取っている男性社員は少ないのが現状。ワークライフバランスと叫ばれていますが、残業できなくなった分を帰社後カフェや自宅などでノートPCを使って仕事をしているビジネスパーソンも多いじゃないですか!

しかし、いよいよ2017年度に副業が解禁になると、ビジネス界のこれまでの常識や流れが大きく変わるでしょう。

今日は1年の最初の日ですので、今年1年を占うような内容をお送りします。

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会社が社員を雇うメリットが無くなってきた

会社の経費でもっとも高いものは人件費です。

毎月の給与やボーナスはもちろん、社会保険は労使折半ですので半分会社が負担しなければなりません。また、テナントを借りている家賃や電気代などの光熱費、備品代なども間接的な人件費と言えます。

大手企業は時間と労力を使って戦力にするべく新人を育成しますが、新卒入社の社員は、1年以内に15%、3年以内では3人に1人が辞めてしまいます。

だったら、固定給や社会保険料負担をする必要がない優秀な人材をクラウドソーシングで見つけてリモートワークしてもらえばいいわけです。(これならオフィスも必要ないですね)

実際、そういう環境が整いつつあります。

ですから、一部の優秀な人材が本部にいれば、あとの社員の必要性はそんなに高くないという方向へ進んでいくでしょう。

また、すぐに「ブラック企業だ!」と言われてしまう時代です。

もちろん、許しがたい環境で社員をこき使っている企業がある一方で、愛社精神もやる気もないブラック社員がいることも事実です。こういう社員をわざわざ組織として守る必要性ありませんからね。

AIの発達と導入と反比例して雇用が減り続ける

AIに関しては、明日・明後日に人間の代わりが完璧にできるようになることはありませんが、どんどんと発展していくことだけは間違いありませんし、この流れを止めることは不可能です。

工場の生産ラインなどは既に自動化されていますが、今後は生産ライン以外のあらゆる仕事がAIによって機械化されていくでしょう。

「今後10年でなくなる仕事」というのが2016年に話題になったのは覚えていると思いますが、あれは本当に10年なのでしょうか? 

AIの発展が遅れれば15年・20年かかるかもしれませんが、反対に5年で人間に取って代わるほどの存在になるかもしれませんよね。

今後もM&Aなどによって強い企業がどんどん巨大化していくと、その資本力が向くのはAIなどによる自動化・機械化による効率のいい経営ですので、これにより雇用は減り続けるでしょう。

残業禁止による悪影響

残業がいいと言うつもりはありません。しかし、これまで長い間低生産性を残業することで補ってきた日本のビジネス業界ですから、すぐにいい方向に行くとは思えません。

ストレスチェックなども義務付けられていますし、更に残業も減れば過労死の人数は減らせるかもしれません。しかし、その一方で残業代込みの収入で生活を回していた人が苦しんだり、抱えた仕事を捌きれず業績に悪影響が出る企業も出てくるでしょう。

増税・社会保険制度の改革

配偶者控除が150万円まで引き上げられるかもしれないのはご存知ですよね。今まではアルバイト・パートの収入が103万円の壁を越えないように気にしていた主婦が、更に働けるようになるわけです。(税収アップが目的)

何度か先送りされていますが、消費税は今後絶対に引き上げられますしね。

また、年金支給開始年齢が70歳に引き上げられる、支給額が減るなどの社会保障の変化もあります。

要するに「お国に頼らず働いて稼ぎなさい!」という方向に進んでいくというわけです。

副業解禁

実は、これまでの話は前置きで、ここからがこの記事の本題です。

これまでの日本のビジネス界では基本的に副業が禁止されていました。(社則などに明記されている会社も多い)理由は単純で「本業に集中できない(疎かになる)」「企業機密が漏れる(副業に利用される)」などを危惧しているからです。

しかし、「会社が社員を雇うメリットが無くなってきた」「AIの発達と導入と反比例して雇用が減り続ける」「残業禁止による悪影響」「増税・社会保険制度の改革」などの昨今の状況を鑑みれば、社員の副業を企業が容認するのは時間の問題でしょう。

そういう意味では、2017年の副業解禁はいいタイミングかもしれないと思ったので、2017年がビジネス界激変元年になるかもしれないと思ったわけです。

まとめ

副業して稼がなければならない時代を、「好き」とか「嫌い」と言っている場合ではありません。あなたの好き嫌いに関係なく「自分で稼いで何とかしなさい!」という時代がきています。

ただ、嫌なら無理せず「降りる」という選択肢もあります。
そういう人は、それなりの収入でそれなりの生活を送ればいいだけです。

逆に、いろいろ好奇心がある人や稼ぎたいという欲求が強い人にとって大チャンスかと言えば、単純にそうとも言い切れません。

例えば、既に副業で稼いでいたとしても、副業解禁によって能力の高い人がガンガン参入してきたら… これまでのように稼ぎ続けられるとは限らないわけです。

ただ、個人的にはいい影響もあると考えています。

日本人は、起業となるとリスクばかり考えて動けない人が多いですが、本業があった上で副業となると1歩踏み出す人が増えると思うからです。

副業から始めた小さなビジネスが世の中を大きく変えてしまうビッグビジネスになる可能性だってありますからね!


あなたにとっても他人事ではありません。
2017年の初めに、そろそろ真剣に考えてみてはいかがでしょうか。