【写真24枚】旅するルイ・ヴィトン展に行ってきました!「vol.2 クラシックなトランク」

旅するルイ・ヴィトン展(2016年4月23日~6月19日)と題したLouis Vuittonのエキシビジョン展のレビューvol.2は、ヴィトンが大きく飛躍するきっかけになった旅行用トランクが数多く展示されているクラシックトランクの部屋から解説します。


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ルイ・ヴィトンは旅行用トランクで飛躍した

クラシックなトランクの部屋を見ていただく前に、有名なルイ・ヴィトンのトランクに関する伝説をお教えします。

1912年4月14日の深夜。
処女航海中のタイタニック号が北大西洋上で氷山に接触し沈没しました。
犠牲者数は約1500人。

そして、沈みゆくタイタニック号から海へと放り出された人の中に、ルイ・ヴィトンのトランクにつかまることで難を逃れ助かった人がいました。

更に、週十年後に沈没したタイタニック号から引き上げた遺品の中にもルイ・ヴィトンのトランクがあり、開けてみると…

何と、トランク内部には全く海水が入っておらず、中身が無事だったのです。


有名な話なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
私もこの伝説を聞いて感動したのが、ルイ・ヴィトンを大好きになった理由のひとつです。

※ 但し、上記タイタニックのストーリーの真意のほどは判らないとも言われています。

こんな伝説のような多くのストーリーが、現在ハイブランドとして生き残っているルイ・ヴィトンを支えているのかもしれません。

3.クラシックトランクの部屋

LV展(クラシックトランクの部屋)
木材の部屋を抜けると、部屋中にクラシックトランクが所狭しと展示されているクラシックトランクの部屋です。

LV展(クラシックなトランク解説)
展示されているクラシックトランクは、歴史を感じさせるのと同時に現在でも十分おしゃれなデザインのものもあり感心させられます。

ちなみに、有名なダミエやモノグラム柄はこの当時からあったんですよ!

この柄は模倣品対策だったのですが、今でもルイ・ヴィトンの代名詞的存在として使われているのですから不思議なものですね。

では、ここから先は実際の展示品を写真でお楽しみください。

丸みを帯びたトランク(1860年頃)
LV展(丸みを帯びたトランク)
クラシックトランクの部屋の右手前にグリ・トリアノンキャンパスの丸みを帯びたトランクが展示されています。

グリ・トリアノンキャンパスは、軽い上に防水加工が施された画期的なキャンパス地で、豚皮製が当たり前だった当時としては画期的で評判になりました。

更に、ナポレオン三世皇妃のユウジェニーが旅行用衣装箱をルイ・ヴィトンに発注。
それをきっかけに、ヨーロッパの多くの王族からルイ・ヴィトンにオーダーが殺到し、一躍有名になったと言われています。


話をトランクに戻しますが、蓋の部分が丸みを帯びているのは「雨水がトランクの上部に溜まらないようにする」のが目的です。

ただ、上部が丸みを帯びているトランクは、積み重ねることが出来ないデメリットがあるため、その後は上部がフラットな積み重ねられるトランクへとシフトしました。

それにしても、約150年も前のトランクの金具部分がこんなにしっかりと残っているなんて凄いですよね。

lv展(丸みを帯びたトランクの金具)
これだけしっかりした作りだったから、貴族の方々に愛されたのでしょう。

ストライプ・キャンバスの紳士用トランク(1880年)
LV展(レイエ・キャンバスのトランク)
上記のようなストライプのキャンバスのトランクのことを「レイエ・キャンバス」といいます。

ダミエ・キャンバスの帽子用トランク【ウィリアム・トゥームブリー夫人所有】(1895年)
LV展(ダミエ柄の防止キャンバス)
ダミエに柄に関しては説明する必要はありませんよね。
現在のルイ・ヴィトン製品のラインナップにもダミエ柄の物があり人気があります。

それにしても、美しいトランクですよね!
ちなみに、トランクの中のハットも当時の時代のものを用意して入れているそうです。

LV展(ダミエ・キャンバスの帽子トランク)
しかし、このダミエ・キャンバスのトランクが大ヒットしたのと同時に、模倣品が出回ってしまうことになってしまいました。

モノグラム・キャンバスのマル・レストリクティブ【ガストン・ルイ・ヴィトンン所有】(1925年頃)

LV展(モノグラム・キャンバスのマル・レストリクティブ)
ダミエキャンバスの模倣品対策として、二代目のジョルジュ・ヴィトンがモノグラム・キャンバスを生み出しました。
初代ルイ・ヴィトンが亡くなってから4年後のことです。

上記写真のモノグラム柄のキャンバスの所有者ガストン・ヴィトンは3代目で、現在モノグラム柄に使用されている素材「トアル地」を発表した人物です。(トランクの上部に名前が入っていますよ)

【モノグラム柄についての豆知識】

モノグラムの柄にあるLVは初代ルイ・ヴィトンのイニシャル、そして、その他の花や星の模様は日本の小紋柄がヒントになっているようです。

ちなみに、モノグラムとは「2つ以上の文字などを組み合わせた記号」のことで、正確にはLVのロゴのことを指すのですが、ルイ・ヴィトンの製品では、LVのロゴや花や星の柄も合わせたキャンバスの名称になっています。


その他のトランク
ここからは、クラシックトランクの部屋に展示されていたトランクの写真をお楽しみください。

LV展(天然鞣し革のスーツケース)
天然鞣し革のスーツケース【パリ】(1914年)


LV展(グリ・トリアノンキャンバスの縦長トランク)
グリ・トリアノンキャンバスの縦長トランク(1867年頃)


LV展(ストライプ・キャンバスの婦人用ロー・トランク)
ストライプ・キャンバスの婦人用ロー・トランク(1886年)


LV展(ダミエ・キャンバスのシャツ用ボックス)
ダミエ・キャンバスのシャツ用ボックス(1898年)


LV展(モノグラム・キャンバスの靴用トランク1)
LV展(モノグラム・キャンバスの靴用トランク2)
モノグラム・キャンバスの靴用トランク【ウィリアム・トゥームブリー所有】(1912年)


LV展(ヴィトニット・キャンバスのワードロープ・トランク「コンプレ」)
ヴィトニット・キャンバスのワードロープ・トランク「コンプレ」(1914年頃)


LV展(天然鞣し革のメール・トランク)
天然鞣し革のメール・トランク(1900年)


LV展(天然鞣し革のトランク「イデアル」)
天然鞣し革のトランク「イデアル」(1903年)


LV展(ストライプ・キャンパスの縦長トランク)
ストライプ・キャンパスの縦長トランク(1890年頃)


LV展(ダミエ・キャンバスのキャビン・トランク)
ダミエ・キャンバスのキャビン・トランク【ウィリアム・トゥームブリー所有】(1895年)


LV展(ダミエ・キャンバスの帽子ケース)
ダミエ・キャンバスの帽子ケース【ウィリアム・トゥームブリー所有】(1895年)



LV展(モノグラム・キャンバスの上蓋式スティーマー・トランク「エクセルシオール」
モノグラム・キャンバスの上蓋式スティーマー・トランク「エクセルシオール」(1905年頃)


LV展(モノグラム・キャンパスのリネン用特性デスク・トランク)
モノグラム・キャンパスのリネン用特性デスク・トランク【アンソニー・J・ドレクセル・ビドル・ジュニア夫人所有】(1932年)


LV展(ヴィトニット・キャンバスのリネン用デスク・トランク)
ヴィトニット・キャンバスのリネン用デスク・トランク(1925年)



どれも100年程前のトランクとは思えない程モダンですよね。

また、旅するルイ・ヴィトン展は、歴史ある展示物の中に、最近のものがポツンと置いてあるのが特徴です。

クラシック・トランクの部屋には、2014年度製のモノグラム・キャンパスの特製デスク・トランクが置いてありました。

LV展(モノグラム・キャンパスの特製デスク・トランク)
トランクの内部がカラフルな色遣いですが、どこか気品を感じさせるのはルイ・ヴィトンの歴史があるからなのでしょうね。


旅するルイ・ヴィトン展レビュー!vol.2はここまで!
vol.3に続きますのでお楽しみに!

【写真14枚】旅するルイ・ヴィトン展に行ってきました!「vol.3 ヨットと冒険の部屋」


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